埼玉県羽生市にある浄土宗のお寺です。
本堂内正面に阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩(阿弥陀三尊像)、脇間に阿弥陀如来、善導大師、法然上人が安置されております。
その他に、無病息災を司る薬師如来、慈悲深く見守る慈母観音菩薩、六道を導き歩く地蔵菩薩などの仏・菩薩様がお寺と参拝者のご縁の方々を守ってくださっています。
正光寺は、浄土宗京都知恩院の末寺として、天文十二年(1543)栄譽岌善上人(えいよぎゅうぜんしょうにん)により開山され、直場山廣應院正光寺と号します。正光寺の院号と寺号は、開基である、羽生城主木戸忠朝の母「廣應院(殿)月清正光大姉」が由来とされています。慶安元年(1648)に寺領二十石三斗余の御朱印を賜り、寺中山林竹木諸役を免除されました。以来、念仏の訪問を宣揚し、念仏弘通の道場として信仰を集めてきました。
時代に合わせ、人に寄り添う
時代に合わせて、檀信徒の皆さんが利用しやすい境内整備が進められてきました。
どんな時代でも人々に寄り添うお寺であり続け、新しいのにどこか懐かしい雰囲気のある、温かみのある場所を提供いたします。
本堂
平成28年(2016)に落慶した本堂です。旧本堂は明治17年に再建した建物でした。法事の他、葬儀でも利用することができます。法事の際は、スノコの所で靴を脱いでお上がりください。
薬師堂
薬師如来を安置している薬師堂です。 身心から生じる様々な病気を平癒し、皆さんを守ってくださります。
動物供養墓
動物を供養するためのお墓です。 一緒に過ごした愛護動物(ペット)をご供養いたします。
鐘楼堂
戦中に供出した洪鐘(梵鐘)を昭和46年(1971)に再造しました。 明治時代頃から使用されていたお堂の小山がありましたが、老朽化に伴い現行の建築基準に則るため、本堂と共に平成28年(2016)に新しくなりました。